人生とは一冊の漫画の本のようなものだ
妖怪紹介
ルックスだけで言ったら、水木先生が描く存在の中で一番好きです。水木先生の妖怪造形には民芸品等の元ネタが数多くあることは有名ですが、このクリーチャーにも元になったモノがあるのでしょうか?
鬼太郎により異界に引き込まれた人物を案内する存在で、アニメ「墓場鬼太郎」の紹介サイトで「案内人」と呼ばれていることを知りました。
制作過程
- 素材
顔(?)と足は、大百怪「あまめはぎ」の両足から、手の一つは大百怪「セコ」、他の手首もなにかの大百怪からパーツ取りしました。 - 加工
かなり好きな造形なので入魂で造形しました。 - 塗装
無彩色、というよりは真っ白に。陰影をつけてあの世感を出しました。
完成品
貸本版では「怪奇一番勝負」のエピソードで登場しますが、その後、ガロ版「鬼太郎夜話」に組み込まれます。ガロに移植されるうえで、異界で案内される対象は「ねずみ男」に変わっていたりします。
#ねずみ男のポジション
— yokai1999 (@barou_1999) 2022年4月24日
貸本「怪奇一番勝負」で、ねずみ男はヤクザに鬼太郎の恐怖を警告しますが、ガロ版の同エピソードでは恐怖を味わう側となりました。逆に、貸本の幽霊電車では脅かされる側でしたが、少年誌では鬼太郎と共に逆襲する立場に。どの立場でもらしいと思えるのがねずみ男のミリキかな。 pic.twitter.com/xzobl2ikrx