千馬万怪堂 -大百怪補完録-

妖怪・異形フィギュアの改造・改修・造形記録

メフィスト2世 - 大百怪補完録028

友人の米府倚子徒(めふぃすと)くんです

メフィスト二世

メフィスト2世

悪魔紹介

地中から出現した前3作の悪魔と違い、空から颯爽と舞い降りた新世代の悪魔。容姿は初代と似てないけれど扱う魔力は同等の強力さで、性格も初代と同様ツンデレなイケメン悪魔。
ツノ電気や、ハットノコギリなど、父と同じ魔力を扱うのが嬉しいが、個人的にメフィストが扱う魔法で一番好きな「細胞分裂」が扱われない(少なくとも漫画では)のが、やや淋しい。

制作過程

メフィスト二世 制作工程

メフィスト2世 製作工程
  1. 素材
    ボディはメフィスト同様建築模型用人形から。頭部は提灯小僧を利用。
    なお、提灯小僧のボディはのっぺら坊として利用しました。

  2. 加工
    マントはプラ板とエポパテで整形し、杖は直径一ミリのプラ棒に百均で購入したライストーンを利用しました。シルクハットは初代と同様にエポパテとプラ板での作成で着脱可能としました。

  3. 塗装
    コミック版の表紙カラーを参考にしています。

完成品

大百怪 メフィスト二世

大百怪 メフィスト2世

松下悪魔くん、山田悪魔くんにより召喚された悪魔とは容姿が異なりますが、容姿だけでなく召喚者との関係性もそれぞれです。
松下悪魔くんではロソン/ベルゼブブとは主従の契約を交わしますが、面従腹背の上辺だけの緊張感漂う関係です。対して、山田真吾とメフィストの関係は、最初こそソロモンの笛が介在するものでしたが、次第にメフィストは契約にとらわれずに少年達の守護者となります。子供と保護者の関係です。
そして、埋れ木真吾とメフィスト2世の関係は先代のいずれとも異なり、その対等な関係性は、仲間、友情といった言葉で表現できます。悪魔が契約主に力を貸すのではなく、共に闘う物語です。

埋れ木真吾とメフィスト二世

埋れ木真吾とメフィスト二世