不気味すぎる妖怪
妖怪紹介
子供の頃、もっとも恐ろしく、もっとも不気味と感じた妖怪です。なのに、今となっては造ってみたいと思えるのが不思議です。造形中も、うへぇ、と思いながら楽しみました。良い感じに気持ち悪くできたと思います。
制作過程
- 素材
大百怪は大座頭をベースとします。ペイントリムーバーで塗料を落とします。 - 加工
姿勢を整えて、大座頭の左手をレジン複製して右手に加工し、0.2mmのプラ棒を薄くスライスして目玉のベースとします。顔の造形は大座頭をベースにしようと思っていましたが、結果、エポパテを盛って造形しました。やや顔がデカい? - 塗装
いい感じに生々しいカラーにできたと思います。目玉は、ベースのプラ板に瞳を描いた上でレジン点眼しています。
完成品
大百怪の80種のラインナップには2体の座頭妖怪が含まれています。手の目をそこに加えて、同系統妖怪のモチーフを並べて見ると、昔の人々が何に畏怖を感じ、何に畏敬の念を持っていたかが伺えて非常にオモチロイですね。