日本の妖怪となかよくしたいあるよ
妖怪紹介
「妖怪反物」に登場する中国妖怪の首領。柔和な老人の姿で、登場時のおどけて踊る姿が印象的です。が、そのポーズは日本の民衆を騙すためのもので、目の奥は笑っていません。民衆に馴染み込んで、妖怪反物を配布し、心を操る妖怪。恐ろしい。
その正体は、九尾の狐「玉藻の前」の実弟。強大な力を有しているようですが、真の姿を見せることなく倒されます。
子供のころに原作を読んだ際は、そうしたギャップのある容姿と、カッコいい姿を見せることなく消えてしまう点が、非常に魅力的に感じました。
圧倒的な存在感を示す西洋妖怪のボス「バックベアード」とは対象的な恐ろしさですね。
制作過程
- 素材
大百怪「あまめはぎ」を利用。あまめはぎは、成人男性容姿の素体利用に重宝しています。 - 加工
頭部は、あまめはぎの造形そのままに頭巾、頭髪、髭、まぶた、をエポパテを盛って整形。両手、両足はプラ棒でポーズを整えてエポパテ加工。扇子はプラ板加工です。 - 塗装
アニメ3期のカラーを参考にしました。
完成品
登場時のおどけたポーズを再現したかったので、うまくいって満足しています。
#ボス妖怪
— yokai1999 (@barou_1999) 2022年12月5日
西洋と南方と中国のボス妖怪が揃いました!
こうして並べると小柄なチーの異質さが目立ちますね。強い老人キャラの元祖?と一瞬思いましたが、妖怪だと普通ですね、老人姿で手強いのって。#バックベアード #妖怪樹 #九尾の狐 pic.twitter.com/snYN7emdnA