くやしいわ 私きっと食べてやるから
キャラクター紹介
「ねこ屋」の寝子の、ネズミを察知し我を失った化け猫モードです。
貸本版「墓場鬼太郎」を読むまで、ゲゲゲの鬼太郎のネコ娘は数多いる妖怪の一人で、アニメ化後にレギュラー化したものと思っていました。実際には鬼太郎の最初期エピソードの主要キャラということを知り、驚きました。
制作過程
- 素材
ボディは大百怪「ねこ娘」、頭部は「ひょうすべ」です。 - 加工
頭部は「ひょうすべ」を削りに削って小顔化し、細部と頭髪、耳をエポパテ造形しています。 - 塗装
通常態同様にアニメ版を参考にしました。
完成品
#ねこ娘の今と昔
— yokai1999 (@barou_1999) 2022年4月7日
ねこ娘を作るなら必ず2種の形態にトライせねばならず、なかなかハードル高かった。ゲゲゲ版の2種は既製品(大百怪)ですが、原画の再現度と化け猫のアレンジが素晴らしいですね。名作フィギュア大百怪のなかでも、抜きんでたクオリティで最高。#大百怪 pic.twitter.com/YUQAAwvn3I
鬼太郎、ねずみ男と違い、貸本時代と少年誌掲載時代とで、容姿とキャラクター性を大きく変えています。そのキャラクター性の振れ幅は、キャラクター自身の懐の深さでもあり、繰り返されるアニメ化においても多様な変化を見せています。
基本設定は変わらないけど性格で個性を見せる鬼太郎と、どのアニメにおいても変わらぬピエロぶりを発揮するねずみ男に対して、ネコ娘の描かれ方はチャレンジングなものでアニメの独自性の拠り所になりつつありますね。